公益社団法人 日本技術士会北海道本部
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  エゾシカ分科会  
「試される大地」北海道が今、音を立て、目に見える形で変わろうとしている。身の丈にあった北海道らしい新たな産業とは・・・・・・・・
それを、害獣として邪魔者扱いされている、エゾシカから生み出そう、という夢を追った技術士たち。それが「エゾシカ分科会」である。その夢を実現するために、どのように産業を興し、どのように振興させるのか、そのためにはどんな問題があって、どう解決していくのか・・・・・・・。1999年に始まった活動は2004年4月、提言集『エゾシカ飼うべ』として結実し、世に問う形で出版された。
第1章:養鹿産業を思い立ったワケ
第2章:なんでニュージーランドで成功したの?
第3章:エゾシカは本当に美味い
第4章:北海道の養鹿って上手く行くの?
第5章:養鹿産業を振興するために
第6章:提 言
このうち本書で取り上げた「エゾシカの生体捕獲」と「消費者の視点」は、北海道が作った現行のエゾシカ保護管理計画では全く取り上げてこなかった視点だが、本書に触発された道議会や経済界に後押しされて道庁や大学・研究機関も対応を変えつつあり、この視点に立ったエゾシカ対策が、今まさに実行されようとしている。
今後、「エゾシカ分科会」では本書の発刊をスタートに、実際に新たな産業を創出しようとしている人々と手を携え、北海道らしい産業の発展に尽くすべく、初心に帰って次なるステップに邁進していこうと考えている。
当分科会への問い合わせは五十嵐幹事に連絡されたい。
H19(2007)年度の活動
2008年3月13日
・北海道主催 エゾシカ有効活用報告会にて五十嵐座長が「エゾシカの資源価値」についてプレゼンテーションを実施。
・場所:カデル27大ホール
2008年2月7日 18:00〜20:00
・第36回 分科会 ドーコン北4条ビル会議室 参加人数10名。
・斜里エゾシカファーム 社長を招いて勉強会を開催。エゾシカファームの起業から現在までにおける課題や解決策など、現状について話題提供および質疑応答。
2007年11月9日
2007年10月2,3日
・第35回分科会 ドーコン北4条ビル会議室 参加人数6名。
・えりも町視察報告、シカ肉の市場分析について勉強会を開催。
2007年10月3,4日
・「えりも町における養鹿事業の可能性について」現地視察会の開催。参加人数4名。
・えりも町におけるシカの被害状況と町営牧場の状況を視察。胆振支庁ならびに地元建設業者からのヒアリングと情報交換。
2007年7月27日 18:00〜21:00
・第34回分科会。和光技研渇議室
・今期の活動計画および予算案の承認。シカ肉にかかわる情報交換。シカ肉の試食および評価。
2007年4月26日 20:00〜21:30
・事務局会議。 今期、来期にわたる活動計画の打合せ。
  平成20年度活動計画