公益社団法人 日本技術士会北海道本部
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地域産業研究会 地域活性化分科会 平成13年度報告
           
 
  インターネットの活用による寿都町のイメージアップ
   
 
○基本的な考え方

@情報の更新が継続的に行われる仕組み作り(一過性の取り組みは避ける)。

A単純、簡単な仕組み(利用するときも、提供するときも、特に家庭での利用)

Bギブアンドテークのマインドを育成
役に立つ情報を得たら、自分も情報を提供する(不特定多数の相手に)。

Cインターネットの情報を正しく評価する視点を養成
情報を鵜呑みにしない、振り回されない。正しく評価して自分の責任で利用する。

D「地元」への特化
(全国大手による商業ベースの取り組みに対する特徴、これから始まる変革の波に翻弄されないために)
・物理的要素(地元の有利性)
−情報の鮮度(時間的要素、地域からの発信)
−情報量(地域密着の視点、情報との接点)
・人間関係的要素(人の輪)
−地元出身者のネットワーク
−企業との連携
○町民主体のコンテンツ企画
・地に足が着いた情報は町民から。
・広い範囲からの参画を得るための受け皿。

○多様性の確保、柔軟な思考
・狭い範囲に閉じたものではなく、ひろく外の人たち、企業、団体の参画を得る。
・コントロール仕切れない範囲は大くくりにして任せる。

○役場による後押し
・情報提供(公共的な情報など)。
・人材提供(直接的な指導、研修など)。
・アドバイス(外部の専門家による研修やセミナーの企画など)。
・支援(経済的、物理的な支援)。

○インターネットに直接必要な費用は
・サーバーはプロバイダーのものを借りて年間数万円から数十万円程度。運用も保守も込み。
・クライアントはパソコンとインターネット回線。基本的には家庭で利用しているパソコンの範囲で問題なし。

○コンテンツ(設備よりもこちらの方が本題)
@どのような分野のコンテンツか
公共、サークル、サービス(除雪等のビジネス)、販売(季節的なビジネス)
A活動の動機・目的
ボランティア、趣味、ビジネス、教育
B活動の形態
家庭、個人、企業、サークル、個人事業主、
これらについては、ブレークダウンが必要。/div>
(文責) 小野 孝