2022(令和4)年度防災委員会総会・講演会を開催しました。

2022(令和4)年度防災委員会総会・講演会を5月19日(木)に、当会メンバー及び北海道本部防災連絡会議委員向けにオンライン併催にて開催しました。

はじめに、城戸委員長から、今年度の活動方針と今後の取り組みについて説明、伝達があり、小林幹事長の報告、説明による昨年度の決算、今年度の組織体制、事業計画及び予算(案)等が承認されました。副幹事長の皆川佳之氏が当会委員に、都市部会員の宮田善郁氏が幹事に就任しました。

続いて、地盤部会、交通部会、都市部会、水工部会の代表から昨年度の活動内容と共に今年度の取り組みについて報告が行われました。

引き続き、「迫り来る地震津波災害」と題して、北海道大学大学院理学研究院地震火山研究観測センターの谷岡勇市郎教授の講演が行われました。谷岡教授は、内閣府の「日本海溝・千島海溝沿いの巨大地震モデル検討会」、中央防災会議防災対策実行会議の「日本海溝・千島海溝沿いのの巨大地震対策検討ワーキンググループ」の委員を歴任されておられ、本講演では、こうした検討経緯も踏まえた地震津波想定に関する詳細な科学的知見とともに、積雪寒冷地北海道における災害時の備えについて、ご示唆頂きました。