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第115回技術交流研究会 |
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■日 時 平成21年3月5日(木) 15時00分〜17時30分 |
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■場 所 札幌市厚別区厚別中央1条5丁目4番1号 (株)ドーコン会議室 |
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■出席者数 15名 |
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■講演概要 |
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◆会員による話題提供 |
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MPE技術士総合事務所 松井 義孝 氏 (建設部門) |
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<講演要旨> |
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2008年5月12日14時28分、中国 地震から本年の5月で、1年を迎える。咋年地震発生後早々に、重慶大学から日本技術士会への訪問を受け、今後の技術協力について話し合われた。また我々は、同年6月四川省、7月甘粛省、からも災害調査及び復旧への協力要請をうけたが、急遽延期となった。しかしながら、中国との間でさらなる連携を模索していた。昨年、2008年12月末に急遽、「在日中国国際人材交流協会」の陳化北総代表を通し、本年1月5日から日本技術士会宛に技術協力の正式要請がなされた。その目的は、中国外国専家局(北京政府)を介し、四川省被災現場調査を行い、重慶大学、西南交通大学、四川大学、長安大学等との技術協定の覚書を取り交わし、今後の復興への協力支援を協議検討したものである。 地震(日本では四川大地震と呼ぶ)は、広範囲で且つ甚大な災害であった。特に、煉瓦組積み建物、ビルの崩壊は目を見張るものであり、構造物の耐震設計の今後の取り組みが注目されるのである。今後の復興協力は、日本技術士会及び技術士らの総合的視点、また中国の各大学などとの連携を生かしながら、総合的かつ長期的な観点で実施していくことが肝要と思慮される。今回報告者である松井義孝は、(社)日本技術士会の要請により海外業務支援担当委員長の杉山篤と共に、派遣代表として平成21年1月5日から13日まで中国の現地に赴き、念密な現地調査と関係する機関らとの技術協力の協議などを行なった。本講演は、それらの経過と被災現場の課題と対応策ならびに中国との技術協力の模索及び中国事情について、その一端を報告するものである。
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