公益社団法人 日本技術士会北海道本部

第102回技術交流研究会


●日時  平成17年12月1日(木) 15時00分〜17時15分
●場所  札幌市厚別区厚別中央1条5丁目4番1号 (株)ドーコン会議室
●出席者数 38名

●講演概要
 
 
札幌弁護士会との意見交換会

 
■札幌弁護士会のメンバー
 中 尾  天 札幌弁護士会副会長
 竹之内 洋人 市民ネットワーク委員会副委員長
 亀田  成春 市民ネットワーク委員会副委員長
 新川  生馬 市民ネットワーク委員会副委員長
 猪 野  亨 消費者保護委員会副委員長
 毛 利  節 公害対策・環境保全委員会副委員長
 
■意見交換会の概要
 札幌弁護士会「市民ネットワーク委員会」は、一般市民と弁護士とのネットワークを構築しようと活動しています。今回は我々技術士とのネットワークを構築するための第一歩となるようにということで技術交流研究会にお招きしました。また、「市民ネットワーク委員会」の他にも「消費者保護委員会」、「公害対策・環境保全委員会」の方にもご参加いただきました。
 意見交換を行う前に技術交流研究会松井会長が私たちの研究会等の活動について説明しました。
それに引き続き、札幌弁護士会中尾副会長から弁護士の仕事内容、札幌弁護士会における委員会の活動についてご説明いただきました。
 弁護士の方々は、本来の仕事の他に46ある委員会のいずれかに所属してボランティアで活動をされているそうです。
 「市民ネットワーク委員会」では一般市民からモニターを募集して、裁判の傍聴や法律に関する講演会などに参加してもらいそれに対する意見を聞いたりしているそうです。また、「ジュニア・ロー・スクール」を開催して子供たちに法律について興味を持ってもらったり、実際に模擬裁判を行ったりしているそうです。
さらに、市民が刑事裁判に参加する「裁判員制度」が2009年5月までに始まることになったため、その啓蒙も行っているそうです。
 意見交換では、災害時に弁護士と技術士がどのような場面で連携して社会貢献できるかなどが議論されました。