公益社団法人 日本技術士会北海道本部

第27回工業技術研究会
日時 平成2年12月7日(金)午後2時〜5時
場所 札幌市中央区北4条西5丁目アスティ45ビル
   北海道開発コンサルタント(株) A会議室

出席者数 9名
情報交換
講演 ”湖沼の富栄養化とそのメカニズム”
     北海道大学工学部衛生工学科
        講師 橘治国 氏

<要旨>
雲南省は、中国の南部に位置し、ミヤンマー、ラオスそしてベトナムに接している。亜熱帯気候に属するが、雲貴高原という2000m台の台地にあるため、年中温暖で、「常春の地」といわれている。このような地域にある湖沼の富栄養化(水中の窒素やリンの濃度が高くなり、藻類などが大量に増殖する現象)とわが国の湖沼の状態を比較し、湖沼の新しい管理方法を探る研究グループが組織され、私もその一員として参加した。そして1987、1989年に雲南省の4湖沼を現地調査した。この調査を通じて、湖の状態が周囲に住む人々の毎日の暮らしと強く結び付いていることを知った。ここでは私が見聞した2、3のエピソードを紹介する。(項目のみ記す)
<緑の畑を舟がゆく=(昆明市)=>
( Lake Dianchi)
<幻の魚「弓魚」=(大理市)=>
(Lake Erhal)
<潜水艦基地の湖=撫仙湖(玉溪市)=>
(Lake Fuxian)