青年技術士協議会 第2回危機管理研究会 |
■ 日時 :平成16年8月27日(金) 17:30〜19:30(意見交換会::19:30〜22:00)
■ 場所 :ドーコン北4条ビル B会議室(4階)
■ 出席者:20名(意見交換会は18名参加)
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(1)第2回講演会
■ 概要:危機管理における広報の役割についての基礎的な部分から、失敗例と成功例などの
事例、そして学ぶべき教訓について
■ 講師:(株)アイアールジャパン 田口 淳子 様
クライシス・コミュニケーションの専門家であり、本研究会の活動のきかっけともなった、(株)アイアールジャパンの田口様をお招きし、危機管理における広報の役割についての基礎的な理論から、失敗例と成功例などの具体的事例、そしてこれらから学ぶべき教訓などについて、次の内容のご講演を頂きました。
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1. 理論編
1) 広報とは
・広報と広告との違い、企業活動における広報の位置付け
2) 危機管理における広報の役割
・組織のマネジメント機能として広報の果たすべき重要性
・情報の記録、伝達、共有
・危機管理におけるステークホルダースについて
2. 事例紹介
1) 危機広報の失敗事例
●スリーマイル島原発事故(1979年)
・自治体、政府、事業者のコミュニケーションについて、大きな教訓を残した。
●某タイヤメーカーにおけるリコール事件
・本社まで窮地に陥れた事件で、内部告発から端を発している。
2) 危機広報の成功事例
●オダワラ社集団食中毒事件
・全ての利害関係者への情報開示を迅速に実施した。
・優れた危機管理と対応により、企業の好感度や業績をむしろ教条させた。
●参天製薬異物混入事件
・J&J社の危機対応模範例を参考に迅速な対応を実施。
・情報の開示と商品の迅速な改修
3) 事例からの教訓
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▲ご講演いただいた田口淳子様
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▲危機管理研究会の様子
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(2)意見交換会
・講師の田口氏を囲み、危機管理に関わる様々な意見交換を行いました。
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