自律的地域構造研究分科会


 これまでに当分科会は「北海道における市町村合併の枠組み」や「北海道における産業クラスターの現状と将来展望」等に
ついて、講師を交えて議論を続けてきました。

 研究会発足以来3年目を迎えるに当たり、これまでの議論の延長軸として、いよいよというよりも、とにかくモデルプロジェクトの
地域選定とケーススタディーを早期に実施することになりました。
 現時点にあっては、明確なアウトプットのイメージは確立していないというのが正直なところですが、「やらなきゃ始まらない!」。
 隘路打開のためのスタートといえば、少し無責任に受け止められかねませんが、結果に大いに期待して戴くしかありません。




 分科会メンバーの中でも、モデルプロジェクトの地域をどこにするのかで意見が分かれたところでしたが、最終的には沼田町と
下川町を対象地とすることで第一ラウンドの議論を終えました。
 更に分科会コアメンバーで検討の結果、最終候補地として下川町を選定しました。

 選定理由については、改めて触れるまでもないところかとは思いますが、当町は道内における産業クラスターの先導的役割を
果たしていることや地理的ポジション、更に産業クラスターをサポートするグループに対して、分科会コアメンバーの一人が強い
コネクションを持っていること等によるものです。

 具体的にフィールドが決まったことにより、そこに展開される理論構築や実践的な作業を実施していくことになりますが、ここに
は実に多様なノウハウが不可欠となります。
 分野によっては、当然のことながら、技術士以外の人材の抱き込みも考えているところですが、先ずは多様な部門において多
彩なノウハウを持つ技術士メンバーの参画を強く要請、(少し生意気過ぎました・・・)心よりお願いいたします。




 近々に分科会コアメンバーで先ずは下川町に出向き、今回の趣旨を先方に伝え、了解の取り付けと同時に協同体制を構築
していきたいと考えております。




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